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角川エンタテインメント

グループ:DVD

ランキング:6280

価格:¥ 4,242

発売日:2004-10-29

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レビュー(Amazon.co.jp)

???1977年、下関の高校生・郁子は、姉妹都市である韓国の釜山との陸上競技会で、韓国人の少年アンテイホウに出会う。お互いひかれあい、文通が始めるが、まだ日本と韓国の間に緊張感があった時代。ふたりの交際は親の反対にあってしまう…。
???オーソドックスな青春映画だが、韓国人の男の子に恋をしたヒロインの一途な思いを、彼女の友人たちが一緒に盛り上げようと奔走する姿が可愛らしい。またヒロインの水谷妃里はじめ、上野樹里など若い女優たちのみずみずしさもチャーミング。手をつなぐだけでドキドキしてしまうような恋。70年代のティーンの恋愛ゆえ、幼い印象があるかもしれないが、本来、初恋ってこういうものだったのでは…と、胸を熱くすること必至。また、分断された自国の現状に悩み、自分にできることはないかと考える韓国の少年の言葉に、ノンビリとした日本の若者を恥じるヒロインの姿も印象的だ。「ロミオとジュリエット」のようなベランダ越しのデート、ファーストキスなど、純度100%の初恋の姿には、懐かしさと甘酸っぱさで胸がいっぱいに。監督は『半落ち』の佐々部清。(斎藤 香)

カスタマーレビュー

5番ゲートでつなぐ日韓交流  (2008-08-30)
佐々部監督は「カーテンコール」でも同じテーマを取り上げていたが、原点は2002年に撮られた本作である。日韓関係を描くと、大抵の映画は「最後に握手して終了」的な穏やかな作り方になるが、佐々部組は脚本上で無理に解決策を得ようとしない。「差別」は存在したままだが、人対人の思いの中では、そんなの関係ないんだよ、という作り方。このあたりに佐々部監督の地力を感じる。物語は4人の女子高生の視点で進んでいくが、まだ上野樹里もブレイク前であり、扱いも助演格である。「やっぱり当時から凄いと思っていたんだよなあ」という輝きは正直まだない(笑)。桂亜佐美はインディペンデント作品で順調にキャリアを積んでいるかな、と思うが、主演格の水谷妃里はちょっと伸び悩み気味ではないか。近年はヘンテコホラー出演も多いし。もう一頑張りしてもらいたいところであるが、佐々部監督も組む気はないのかなあ。それはさておき、物語は郁子と安の5番ゲートでの再会で終わる。このラストシーンは良かった。「なごり雪」との関連性が少しわからない部分ではあるが、映画的カタルシスは充分のラストであった。DVDは特典映像も満載で、お勧めである。

ディテールにまでこだわった至高の青春映画  (2008-03-19)
良い映画でした。

以下すべて蛇足。
大まかな部分に関しては他の方のレビューの通り。
純粋で、さわやかなロマンチックな物語だった。

ただこの映画はそれだけではない。
細かい演出が物語りに深みを与えている。
まず最初と最後のセピア描写、あれは本来の描写なら逆にするべきのはず。
しかし、あえてそれを逆に使ったのはおそらく彼女たちの「輝き」のせいだろう。
彼女たちの最も輝いていたとき、それを強調したいがために
あえて色あせた描写を使ったのだろう。

そして最後の場面でもカラーの描写が採用されなかったのは、
おそらくあの時代の「輝き」を取り戻すことが無かったからだろう。

次に新聞配達の場面である。
夏秋冬、そして春。彼女はそれを続け同じ行動を複数回描写している。
あれは、気持ちが動く彼と、変わらない彼女の対比だろう。
同じ描写をすることで彼女の想いが不変であることを示した。

私が気づいたのは以上2点。
仕掛けはまだまだありそうだ。

奇跡の昭和テイスト  (2008-03-17)
70年代の話を再現した映画ではなく、70年代に作られた映画を観ているような
錯覚に陥る、奇跡のテイスト。

なのに、上野樹里が出てるのだから、これはもうスゴイことなのです!

いつかお互いが分かり合えるといい  (2007-12-16)
 本作品の舞台の1970年代は今よりももっと日本に対しての規制が厳しかったんだと、本作品を見ると分かりました。今では日本人歌手が韓国などでコンサートなどを開くことはよくあることなので、日本語の歌を歌うととめられるなんて信じられません。しかし、まだ完全に韓国が日本に対して門戸を開いたわけではありません。いつか安君が言っていたように日本人と韓国人が、いや世界中の人が分かり合える日が来ることを願ってやみません。

 本作品の主題歌イルカの「なごり雪」を聞いていた世代の人はきっと見やすい映画だと思います。本作品の郁子の父親のように韓国に偏見を持っている人にも見て欲しいです。

コンキチ&ナターシャの絵本ナビ  (2007-04-18)
陸上部員郁子は、自分と同じく高跳び競技をする韓国人の
男の子に出会う。ふたりは七夕に会う約束をするが・・・・・
日韓の間でゆれる恋です、ロミオとジュリエットをベースに差別と偏見に
日本の女性らしく美しく立ち向かう作品です、瑞々しく下関を舞台にして
対岸の釜山との対比も素敵ですが、在日との対立をオブラートに包むような
表現でお茶を濁す演出をした監督をいぶかしげに観ている観客のことを考えると
複雑な後味ですね、素直に見れば美しい作品ともいえます、ひねくれた感想です 笑
上野樹里という女優はこの映画から「スゥイングガールズ」の主演を獲得しました。

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